残業中に愚痴が止まらなくなる人への対処法

あなたの近くに、こんな人いませんか?

 

残業すると途端に愚痴トークが止まらなくなる人

 

私の近くにもいるのですが、本当に夜になると愚痴が止まらなくなります。

それはもう、なにかに取り憑かれたかのように(笑)。

それで今日は20時から22時までずっと愚痴を聞きながら仕事をしていました。

この愚痴トークにハマってしまうと、なかなか帰れないので迷惑ですよね。

 

今夜はこんな人の特徴とデメリット、対処法を考えてみます。

 

【残業中に愚痴が止まらない人の特徴】

  • 人とおしゃべりをすることが好き
  • 自分が周りにどう映るかを気にする
  • 日中は人の目を気にするため、本当は話したい不満をためている
  • プライベートでの予定が無い

残業中に愚痴が止まらなくなる人は、だれかと話をすることでストレスを発散するタイプです。小さなことで

もなんでも、すぐに誰かに話したいのです。

 

そして、周りの目を気にする人でもあります。

残業時間になると急に話し始めるのは、日中は言いたいことがあっても、周りの評価を気にしがちなため、人が少なくなるタイミングで発散をするからです。

 

また、平日夜のプライベートの予定がありません。

予定があれば、早く帰るものです。

趣味がない人にも、同じことが言えます。

 

 

【愚痴に巻き込まれがちなあなたの特徴】

  • 会話をするとき聞き手に回ることが多い
  • 自己主張をあまりしない
  • プライベートでの予定が無い

愚痴は基本、話し手と受け手がいることで成り立つことがほとんどです。

ということは、巻き込まれがちな人にも特徴があるのでは?と思い列挙しました。

 

あなたはよく人の悩みを聞く優しい人で、会話では聞き手に回りがちではありませんか?

そして、話し手と同じくよく一緒に残業しながら仕事を頑張っている。

愚痴を吐く相手としては最高のコンディションを兼ね備えて、いいカモになっていませんか?

 

【巻き込まれるデメリット】

  • 精神的に病む
  • 時間を無駄に過ごす

他人の悪口や、会社に対する不満を聞くばかりだと、暗い気持ちになってくるものです。

自分も一緒になって発散しているのであればよいですが、聞く方ばかりだと、自分がうつ病になる可能性もあるので、危険です。

 

そして、愚痴に巻き込まれる最大のデメリットが、時間を無駄にするということ。

時間は有限で、お金と同じ、資産です。

さらに言えば、お金はやる気とやり方次第でいくらでも手にする可能性はありますが、人間が生きる時間にはリミットがあります。

愚痴を言いがちな人の愚痴は、大抵ワンパターンで、同じような内容を繰り返すことが多いです。

 

お金より大切といえる時間を、自分の精神を削ってまで他人の愚痴を聞くことに費やしてよいのでしょうか?

 

 

【巻き込まれそうなときの対処法】

  • 自分のプライベートの予定を入れる
  • 会議室にこもる
  • 現実的なアドバイスをしまくる

対処法のコツは、愚痴を吐かれそうなタイミングになったら、その場を離れることです。

あなたもきっと一緒に残業をしているがため、今のような状況になっているのでしょう。

まずはあなたの業務を効率化し、残業をしないで早く帰りましょう。

そのままではだらだらと話に巻き込まれますので、しっかりプライベートでの予定を入れ、時間を決めて会社を出ましょう。

 

もし、どうしても残業をしなくてはいけないのであれば、適当に空いている会議室にこもりましょう。

ミーティングかなにか、忙しいフリをしていけば、特に気にされないでしょう。

ワンポイントアドバイスですが、ミーティングルームで仕事をしていることは、愚痴を吐く人には言わない方がいいです。

愚痴を言いたい人は、寂しがり屋も多いので、「今度は一緒に行ってもいい?」と聞かれることがあります。

うっかりOKなんてしてしまうと元も子もないので、なるべく気づかれずにその場を離れることがポイントです。

 

最後の「現実的なアドバイスをしまくる」という対処法は、ちょっとレベル高めです。

愚痴を言いたい人は、「単に話を聞いてほしいだけ」のことが多々。

そしてその上で、

  • あなたの辛い気持ちわかるよ、という「共感」
  • あなたは頑張ってるよね、という「承認」

が欲しいのです。

そんな人に、下記のアドバイスをすると、どうなるか?

  • あなたはここを直したらもっと良くなる!「弱点」
  • 何がそもそも課題なのか「根本原因」
  • 次にとるべき「行動」

このあたりのことは、仕事上で何かを反省するときは非常に役に立ちます。

というか、反省するときに考えるべき必須項目ですね。

 

しかし「話を聞いてほしいだけ」の人にこれらを淡々と述べるとどうなるか?

素直な人であれば、アドバイスを受け入れ、明日からの行動に変わっていくでしょう。

あなたから得られると思っていた「共感」は「助言」に変わり、

「承認」は一種の「説教」に変わる。

 

これを続けていくと、話し手はあなたに違和感を覚えてくるでしょう。

「オフのつもりで愚痴っていたのに、リラックスできないな」

「口うるさい上司みたいなこと言うな」

こう思わせたら、あなたが残業中の愚痴大会から解放される日も近いです。

そして愚痴を言う本人へも、愚痴のきっかけとなったことの解決方法を提示できるので、彼/彼女も救うことができ、一石二鳥です。

 

ただし、この方法は根気と覚悟が必要なので、体力があるときにしましょう。